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ケーナンのつぶやき

鬼のいぬ間の鰻 

2012年08月15日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 お盆という事で、妻は里帰りの為早朝出かけた。
両方の実家の墓参り、ついでに義母(妻の母)のご機嫌伺い。
 義母は93歳で歩けず要介護なので、1月前から高齢者の介護施設に入所している。
この施設で余生を過ごすという前提で住民票を移したとの事。
入所後本人は喜んでいる模様で、妻側の兄弟姉妹はホッとしている。

 長距離の移動に耐えられないケーナンは、当然留守番。
午前中は涼しい風が吹き込んでくるベットでゴロゴロし、読書を楽しむ。
 昼食は冷凍の鍋焼きうどんを買ってきてそれを半分ほど食す。
完食したいが、腹痛を起こすのは目に見えているので仕方が無い。

 午後から晴れ間が見え、暑くなってきたので避暑に行く事にした。
避暑先は行きつけの市民センター。
 お盆休みとあって図書館は子供から老人まで様々な年齢層で満員状態。
しかし程良く冷房が効いていて気持ちが良い、しかも無料なのが何より。

 本を返却後新たな本を何冊か選び出した。
穴場となっている隅の椅子に腰かけ、じっくり吟味し小説を4冊借りる。
快適な環境で夕方まで過ごして心身共リフレッシュした後、スーパーに向かう。
 
 今晩のご飯は、お盆休みの次男と二人。
いつも何にしようか悩んでしまうが、今日は鬼がいない。
そこで「脂っぽいからダメ」と妻に禁じられているウナギにしようと即決。

 魚売り場にずらりとかば焼きが並んでいる。
ここで国産にするか、中国産にするか値段を見て悩んでしまう。
国産は1600円、中国産は1000円。
 
 自営業でリッチな時だったら迷わず国産を選んでいた。
しかし今は毎月多額の医療費を少ない年金でやりくりしているケーナンにとっては600円は大きい。

 しかし捨てる神あれば拾う神ありとはこのことか。
売り場にいた店員が寄ってきて、国産のかば焼きに300円の値引きシールを貼って去って行った。 
シールを張ったのは一個のみで、ケーナンの心中を察し見るに見かねての好意と受け止めた。
もちろんそれをゲットした。

 そんなことで久々の「鰻丼」の夕食となった。
酒を振り掛け蒸し直したかば焼きはとても美味であった。
残念な事に、おかゆと鰻のかば焼きは明らかにミスマッチ。
悲しい事に胃の無いケーナンは、おかゆ以外のご飯は受けつけない。

「あー、銀シャリの普通の飯を腹一杯食いたい」と心の底から思った夕食であった。

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