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「わが母の記」 

2012年05月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

GWの最後の日、孫たちに映画を見せて遣ろう〜〜前日の山歩きの時までは確かにそう思っていたのですが、山友さんから「わが母の記」が良かったと聞いて・・・(孫達との映画鑑賞はまた今度と言うことで、)文豪井上靖の自伝的小説「わが母の記」を観に行ってきました。『小説家伊上洪作は、父の死をきっかけに、子どもの頃に離れてそだてられたためずっと距離をとってきた母・八重と向き合うこととなる。次第に老いて薄れゆく八重の記憶の中で、決して消えなかったある思いが、50年の時を超え母と子を繋いでゆく・・・。世界で注目を集める、家族の愛と絆を描いた感動の物語。』パンフより抜粋2001年に起こった「アメリカ同時多発テロ事件」、まだ鮮烈な記憶として私達の心に残っています。このテロ事件の後、アメリカは国民が絆を深め心を一つにしたとアメリカに住む友人から聞いたことがあります。そして、日本でも東日本大震災以後、日本中でいや世界の至るところで、「絆」という言葉がよく使われるようになりました。人々の心が一つになり結ばれることにより震災復興の兆しも見えてきました。家族もまた社会と同様、家族の一人一人が心を一つにして強い絆で結ばれることにより家族愛が生まれてくるのではないでしょうか・・・。記憶の薄れていく八重を演じる樹木希林が、自然体で且つリアルで老いの演技は観る者の心をガッチリと掴んで離しません。八重が徘徊をする場面では、認知症の実家の母の姿が嫌でもダブってしまい胸に熱いものがこみあげてきます。一見、単調なストーリー展開ではありましたが、周りの脇役の演技にも共感が持てて、樹木希林の迫真の演技も重いものではなく寧ろ微笑ましく、未だ両親が健在の私には人事ではなく目の前のできごとのように映ったのでした。

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