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寒のもち　

2012年01月26日
テーマ：テーマ無し

　　昨日よりは変わっているだろう、と桃林に行くにした。
　家を出るなり雪花に顔を洗われた。

　　着いたが、スズメが停まっていただけで、無理な望みは
　消えうせた。
　　雪は強くなってくる。退散に決め込んだ。

　　家に着くなり、宅急便、姉から餅好きであることを知って
　いて、搗きたてのものを届けてくれた。
　　寒の餅はカビがこない、絶品なのである。

　「今度は，かき餅にも少しばかりしてみました」
　「かき餅、霰なら別にあるから、送るよ」
　「いやいや、乾くまで、ありはしませんから」
　と、礼をいって電話をおいた。

　窓の外は雪が降り続く、こんな日だったなあ、だだ広い台所で
　もうもうと湯気を立てて一年分のアラレ，かき餅をつくる餅を
　搗いたのは、、、嬉しかった遠い昔の想いでが浮かんできた。

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