プレゼント企画

 映画「残されし大地」

概要

  映画「残されし大地」 ジル・ローラン監督が見つめた、フクシマの“人と土地のつながり”

2011年3月11日福島原子力発電所の事故のあと、福島第一原発から約12キロに位置する富岡町は帰還困難区域として指定された。そこにひとり留まり、猫、犬、牛、かつて第一原発で飼育されていたダチョウ等の動物保護活動を続ける松村直登の存在からこの映画は始まった。
監督のジル・ローランは、ベルギーを拠点に主に欧州で活躍するサウンドエンジニアだった。妻の母国である日本に2013年に家族と共に来日。“福島”について調べる中で、海外メディアで紹介されていた松村さんの存在を知り、自らメガホンを取る事を決意。そして選んだ題材が“土地と寄り添いながら生きる人たちの力強さ“だった。3組の家族に寄り添う事で、日常としての福島、そして故郷を愛する思いを紡ぎ出す。“反原発”を声高に語るわけではなく、土地本来の持つ変わらぬ自然の美しさを切り取り、感じ取ってもらうことに、ジル・ローランの監督としてのメッセージが込められている。

【物語】
福島第一原発から約12キロ離れた、福島県双葉郡富岡町。3.11以後、町に残された動物を保護し育てる為、自分の故郷・富岡町に残る事を決めた松村直登。寡黙な父とふたり、いまも避難指示解除準備区域の自宅に留まっている。
「水と土で生きてるんだ。」と穏やかに語る農作業中の半谷さんの背後にはフレコンバックが積まれ、除染作業が淡々と行われている。故郷で生きる事を決意した彼らは、自分達、そして故郷に突きつけられた現実の中、たくましく笑顔で日常を送っていた。
お彼岸の墓参りで“来年こそ”は故郷への帰還を先祖に誓う佐藤夫妻の手には、放射能測定器があった。南相馬市の自宅の庭に実った、自然の再生、生命力の象徴と言われるイチジクを食べながら、かつてこの町に暮らしていた友人たちと語らう時間。各々が家族の事情を抱え、3.11以後の国や行政、そして故郷に戻る者、戻らない者の間に生まれる葛藤に揺れ動いていた。淡々と進んでいく日常生活の中で、彼らが自然体で紡ぐ言葉の中に“ある日”を境に、かつての故郷を失った人間たちの今とこれからが見えてくる。

キャスト

松村直登 / 他

詳細内容

【当 選 品】 映画『残されし大地』プレミア試写会プレゼント
【当 選 数】 20組40名様
【日 時】 3月3日(金)10:00受付開始/10:30〜11:46本編上映/11:50〜12:20トークイベント
      トークイベント登壇予定者:鵜戸玲子様(ジル・ローラン監督御夫人) ※予定
【場 所】 パルシステム生活協同組合連合会本部2F会議室(東京都新宿区大久保2-2-6ラクアス東新宿)
      (地下鉄各線「東新宿駅」徒歩5分、JR山手線「新大久保駅」徒歩10分)
【応募締切】2017年2月23日(木)
【応募資格】シニア・ナビメンバーである方
(※プレゼントに応募するには、シニア・ナビメンバー登録が必要です。 )
【応募方法】下記応募フォームから必要事項を記入しご応募ください。
【注意事項】当選結果は発送をもってかえさせていただきます。
      ※落選のご連絡は行っておりませんので予めご了承ください。
       
応募期間が終了いたしました。

映画『残されし大地』
3月11日(土)よりシアター・イメージフォーラムにてロードショー/フォーラム福島、シネマテークたかさきほか全国順次公開

監督:ジル・ローラン
プロデューサー:シリル・ビバス
出演:松村直登ほか
原題:『LA TERRE ABANDONNEE』
制作:CVB Brussels
配給プロデューサー:奥山和由 (チームオクヤマ)
配給協力:太秦
提供:祇園会館
協賛:パルシステム/ヴィタメールジャポン
後援:ベルギー王国大使館/ベルギー観光局ワロン・ブリュッセル
© CVB / WIP /TAKE FIVE - 2016 - Tous droits reserves
2016|ベルギー|カラー|DCP|5.1ch|76分
公式サイト:www.daichimovie.com







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