プレゼント企画

 映画「函館珈琲」

概要

  映画「函館珈琲」 珈琲の香りに誘われて、函館に短い夏がやって来る。
ぼくの心は何を探しているんだろう・・・


函館の街にひっそりと佇む翡翠館。オーナーの荻原時子は、夢を追う若者たちにアトリエ兼住居として部屋を貸し出している。翡翠館に住人になる条件はただひとつ。時子が「翡翠館にふさわしい人」と思うかどうか―。
装飾ガラス職人の堀池一子、テディベア作家の相澤幸太郎、ピンホールカメラ専門写真家の藤村佐和。それぞれが『人生に欠かせないもの』を探し求め、もどかしい孤独の中にいた。
夏のある日、翡翠館に来るはずであった家具職人藪下に代わり、後輩の桧山英二がやってくる。翡翠館の蔵で古本屋を開くという桧山もまた、他人には触れさせない震える孤独を抱えていた。しかし彼が仕事の合間に淹れるコーヒーには、人の心に届く柔らかい香りがあった。各々が抱えるもどかしい心の小さな棘。コーヒーの柔らかな香りが鼻先をくすぐり、束の間のふれあいがはじまる。
子供に会えない寂しさを一子は美しいとんぼ玉の中に閉じ込め、相澤は遠い故郷を思い孤独と戦う勇気をテディベアに託す。ピンホールカメラを通して時間を切り取っていく対人恐怖症の佐和。ネットで転売をするだけの古本屋をやる桧山にも、秘密があった。それは若き日に自身が描いた小説「不完全な月」以降、思うような作品が書けず苦悩する小説家としての顔。何も生み出さない自分への怒りと焦り。そして家具職人の夢半ばで他界していた藪下への想いが、桧山の心を突き動かしていく…。

「この街は流れる時間がちがう・・・」

蔵の隅に置かれた、時子の亡き夫の愛車であった古いオートバイ。桧山は止まったままの時間を動かすように、壊れたオートバイの修理をはじめる。
そして、バイクのエンジン音が翡翠館に轟いた朝、桧山はここを去る決意を固め時子を訪ねるが、彼女は思いがけないことを話し出す・・・。
函館の短い夏が終わりを告げる時、コーヒーの香りが心を包み込み、それぞれの人生が動き始める…。

キャスト

黄川田将也 / 片岡礼子 / Azumi / 中島トニー / あがた森魚 / 夏樹陽子 / 他

詳細内容

【当選品】 映画『函館珈琲』全国共通鑑賞券(1,400円分)プレゼント
【当選数】 3組6名様
【応募締切】2016年10月2日(日)
【応募資格】シニア・ナビメンバーである方
(※プレゼントに応募するには、シニア・ナビメンバー登録が必要です。 )
【応募方法】下記応募フォームから必要事項を記入しご応募ください。
【注意事項】当選結果は発送をもってかえさせていただきます。
      ※落選のご連絡は行っておりませんので予めご了承ください。
       
応募期間が終了いたしました。

9月24日(土)よりユーロスペースほか全国順次公開!
函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞 2013年度函館市長賞受賞作
企画:函館港イルミナシオン映画祭実行委員会
監督:西尾孔志
脚本:いとう菜のは
2016年/日本/カラー/DCP/90分
製作:太秦 ソウルエイジ
配給・宣伝:太秦
©HAKODATEproject2016
映倫:G区分―120801
公式サイト:http://www.hakodatecoffee.com/







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